Fender Japan ALL-ROSE TELECASTER 1982 “JV Serial”

こんばんわー。
何故か思い立ち、ギターをバラしてみました。

Fender Japan ALL-ROSE TELECASTER 1982 ですね。ジャパンヴィンテージの代表格JVシリアル。専門はアメリカンヴィンテージなのですが、コイツは是非とも紹介したくて。。。

今考えたら大変贅沢なギターですね。ジョージハリスンを抜きにして(抜いちゃダメかw)もギターとして異色なテレキャスターですからね。

ハードケースは当時USAに付属していたモールドケースが付いています。
なんだか得した気分。

コントロールパネルを開けると、内部構造がみれますね。物凄く興味深い作り。コンデンサーもサークルDの0.5μF 100V。
ポットデイトは1982年9周目!かなり早い段階のCTSが搭載されていますね。250K audioテーパー。


セレクターもCRL の 1452 が入ってます。見事に当時のUSAパーツを使っているのですね。ジャパンヴィンテージに対してあまり良い印象が無かった私を変えてくれたギター。

リアピックアップキャビティからはセンター材が見えますね。

かなりの年月を経ているため、退色は見受けられます。びっくりなのは、ピックアップがクロスワイヤーのグレーボビン。。。フロントリア共に蝋によるポッティングがされています。

チューナーはクルーソンタイプ。ブッシュ穴が二段掘りになってる!すげー。。。

塗装時のハンガー跡と、研磨の跡が見られる。
ネックジョイント裏にも研磨の跡。塗装の厚みがあるので、出荷セットアップ時に施されたモノでしょうね。ボディ側もネック側も同じ研磨傷です。

特にデイティングはございませんでした。アジャストナットにも塗料がのっています。

Fenderトランジションロゴのみのヘッドに本気度が現れてますねー。
ナット横にも塗料がのっています。
ブラウンエッグならぬホワイトエッグ?w 1Pネック構造なので、仕方ないですね。
ボディは何枚かの材を合わせていますね。プライではなくピース。意外と軽いのにも好印象です。
ピックガードも角度のついたヴィンテージ仕様。素晴らしい角度と成形跡です。
フェラル(ブッシュ)にも塗料がのっています。
ポットデイトで年式は判断しました。

市場では出物が少なく、あまり見る機会もないですよね。というかオリジナルが本家からリリースされて10年チョイで作ってしまう感じがスゲーっすわ。

価格などの詳しくはお問い合わせくださいませ。

とりあえずのご紹介でした。

GOODNESS GUITARS KEITA ARAI

GOODNESS GUITARS GUITAR DEALER

ギター、ベース、ウクレレなど中古楽器ヴィンテージ楽器を扱うヒゲのおっさんです。

0コメント

  • 1000 / 1000